EntourageからOutlook

Macでは、WindowsのOffice Outlookに相応するソフトをEntourageっていいます。もちろんMicrosoft社のMac版Officeに付属しているソフトです。昨年バージョンアップしただけあってMacの方がかなり優秀です。
プロジェクト管理ができるので、Entourageを使っているのですが、さらにMacとLOOXのスケジュールを同期させるべく、LOOXでもOutlookを使おうと思いました。
同じメーカーのソフトだし、メールデータの移行もらくらく♪ と思いきや、全くもって方法がわかりません。Entourageでは、メーラーで一般的なUNIX仕様のmbox形式に対応してるけど、Outlookで対応してない。
OutlookからWindowsの他メーラーへの移行方法はいろいろあるんだけど、Outlookへ戻る方法が見つからない。
ウイルスにねらわれやすいOutlook、OutlookExpressに好んで戻ろうとする人がいないんだろうけど。。
WindowsからMacへ移行する人はいるので、検索すれば情報もあるんだけど、MacからWindowsへの手引きが見つからない。インポートとエクスポートの機能がばらばらで逆順ができない。サイトで情報を見つけても、掲載元で使用しているソフトのバージョンが古かったりして上手くいかない。腹がたってきちゃった、さすがに。
主戦場ではないメーラーという分野で、MicrosoftはOutlookなんてどうでもいいんだなぁと感じましたわ。
未知のウイルスに対抗する方がよっぽど難しいし、そこに膨大な投資して、ウイルスに感染しないメーラーを作ったところで、Microsoftは何も得しない(OSがウイルスに感染しないなら最強だけど)。メーラーが立派になってもOSシェアがこれ以上増える分けじゃないし、OutlookExpressはOS標準添付だし、OutlookもOfficeのWord,Excelのおまけなので直接儲からない。
ウイルスの標的にされて自社ブランドの価値を下げるくらいなら、他社メーラーをどうぞ、とでも言いたげに思われました。
二日間、風邪で朦朧としつつの成果・・・


各種メーラー体験版をインストールしまくり、MBOX形式をインポートでき、かつOutlook2003で読めそうな形式でエクスポートできるものを探すところからスタートしました。
Macでは、Entourageでmbox形式でフォルダをひとつずつ書き出し、拡張子をmbxに変更、Windowsへコピーし、Windowsの改行コード変換ツールでWIndows改行コードCR-LFに変更。
Beckyの体験版でインポートに成功した模様。1つのmbxが800MBくらい以上だとBeckyが落ちるようなので、小さいサイズに分割して読み込み。
Eudoraではコード変換前でも後でも、読み込んだメールが文字化け。
Netscape7.1付属のメーラーでも読み込めそうだけど、Outlookへの書き出しができなそう。他のメーラーでもOutlookへすんなり移行できそうなものは見あたらず。
Beckyからeml形式で1メール1ファイルずつデータを書き出し、OutlookExpressへドラッグしてみると無事いけてるようでした。OutlookExpressからOutlookは問題なくいけるはず。まだ試してないけど。
やっとたどり着いた道のりは
Mac:Entourage→ Win: Becky→OutlookExpless→Outlook2003
OEからOutlookへの移行 100ドル
EntourageからOEまでの手作業移行 500ドル
検索・調査、各種インストール 700ドル
体調不良促進と、
Microsoftへの不愉快  priceless
やっぱりメーラーは雷鳥にしとこうかな。。

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