Mac Mail メッセージ復旧方法

ブログリニューアルの準備中で、まだ誰もこのアドレスは知らないわけだけど、ちょっと感激したのでTipsとして書いておきます。
最近、Mac OSX Leopardのメーラー Mail.appがよくおちる。。
編集中にはおちないのでまだ良いんだけど。いや、よくないけど。。(^^;


それとはあまり関係なく・・・
先日、仕事用レンタルサーバを変更して、受信サーバや送信サーバの設定が変わったこともあり、メールアカウントを新規に作成して、旧メールアカウントと合わせてメールを同時受信して受信漏れを防いでいました。
旧レンタルサーバは4月末で契約終了だったので、5月からメールサーバへのログインもできなくなりました。
そこで旧メールアカウント設定を削除したのですが、Mac標準のMailはアカウント毎にメールボックスが管理されているため、アカウントを削除したらメールメッセージも一緒に消えてしまったですよ・・・。(T^T
厳密に言うと、ローカルフォルダを作って保存してたデータは大丈夫だったんだけど、アカウントに紐付く「受信フォルダ」や「送信済みフォルダ」とかが消えました。
おいらは「受信フォルダ」でタスク管理しているので、仕事関係の受信フォルダが消えてしまうのは非常に痛い。
記憶力が無いので、近日中にすべき仕事がわからないっす〜。(^^;
そんなわけで、これはなんとか復旧しなければならない!!
そこで大いに力を発揮してくれるのがMac OS X Leopardに搭載されている自動バックアップ機能「Time Machine」であります!
外付けハードディスクをバックアップディスクとして設定すると、適当な時間にどんどんバックアップをとってくれます。
古くなったバックアップデータから削除して適宜上書きバックアップしてくれるので、とっても便利♪
OS X標準Mailのデータは
USER/home/ライブラリ/Mail/
にあります。
念のためMailを終了してから。
このフォルダを開いた(アクティブ)状態でDockの「Time Machine」をクリックすると、ちょっと待った後、宇宙画面に切り替わりフォルダが手前から奥へ3D的に並んだ状態になります。
フォルダをクリックして時間軸を遡り、復旧させたいファイル(フォルダ)を選択して「復旧」をクリックすると、旧データを現在のフォルダへコピーしてくれちゃいます。
なんて簡単なんだ〜♪
が、しかし。。。
このようにしてメッセージボックスのフォルダは復旧したんだけど、アカウントの設定自体は削除されているためか、Mailアプリ内にメールボックス自体が読み込まれません。
メッセージデータはあるのに、紐付けがうまくいってないのか、Mail内で表示されない。。orz
幸い、タスクとして「受信ボックス」フォルダに残していたメッセージ件数は少なかったので、ファインダー上でメッセージファイル(******(数字の羅列).emlxファイル)をすべて選択して「開く」で強引にMailアプリで開き、各メッセージをMailで表示させた上で別フォルダへ保存し直すという荒技で対応しました。
USER/home/ライブラリ/Mail/
POP-固有メールアドレス/INBOX.mbox/Messages/****.emlx
にあります。
削除した3アカウント分のINBOX(受信)、Drafts(下書き)、Sent Messages(送信済み)をそのようにコピーして復旧しました。
Deleted Messages(削除)、Junk(迷惑メール)は放置で。
コピーした後、おかしくならないように
念のためTImeMachineから復旧した
USER/home/ライブラリ/Mail/POP-固有メールアドレス/
フォルダ自体を削除しました。
(何かあればまたTimeMachineから復旧すればいいし)
これにて一件落着♪
・・・と思いきや・・・
気付いたらローカル保存用のメールボックスが空っぽではないですか!!
Mailアプリ上に各メールフォルダは表示されてるんだけど、中身がすべて空っぽ。
アウチ!(>_<) 手を抜いて USER/home/ライブラリ/Mail/ 毎バックアップから復旧してしまったからだ、たぶん。 削除したアカウント分のフォルダだけ復旧すればよかった。。orz うぅなんか重傷になってるお〜(T^T そんなわけで第二ラウンド。 今度はアカウントに付随するメッセージデータではなく、ローカル保存してあるメッセージの復旧作業です。 こいつは USER/home/ライブラリ/Mail/Mailboxes/LocalMail/ の中にMailアプリと同様のフォルダ階層で保存されています。 幸い(というか当然)、今度もメッセージデータ自体は残っており、Mailアプリでうまく認識してないだけ。 今度は数GB分のデータなので、メッセージを選択して開いて・・・というのはかなり難儀。 Appleの英語サポートサイトで情報収集することにしました。 日本語サイトは情報が薄かったので。 で、まずはTimeMachineの優れた使い方をひとつ知りました。 上記では、ファインダー(Windowsのエクスプローラー)でフォルダを開いて、TimeMachineでバックアップデータを復旧していましたが、Mailアプリ自体でTimeMachineを使えるとのこと。 Mailアプリを起動。 メールボックスを選択してアクティブ状態で、DockのTimeMachineをクリックすると、TimeMachineに「"復旧"をクリックして○○フォルダのメッセージを復旧します」と聞かれます。 3Dタイムマシーン画面で旧メールボックスを選択して"復旧"をクリックするだけ。 現存のフォルダとは別に「復旧したフォルダ」というような名称で(忘れた)、新しいローカルメールボックスを作成してくれます。 超便利だ、Mac ♪ (^o^ で、復旧した新メールボックスから、現在のメールボックスへメッセージをコピーすればOK! なのですが、 今回のおいらの場合はちょっと問題が。 メッセージデータ自体は現在のフォルダに残っており、TimeMachineから復旧する必要は無いのです。 このやり方で復活させてしまうと、現在のフォルダに二重にデータが保存されてしまいます(ひとつのデータはMailアプリからは見えないけど)。 これでは現在数GBのデータが倍になってしまい、ハードディスク領域がもったいない。 現在のフォルダ内のメッセージをMailアプリに認識させれば良いだけなんです。 TimeMachineにそういう使い方ができるっていうのは今後役に立ちそうなので良いとして・・・。 そこで英語サポートを読めないけどなんとなく眺めつつ、Mailアプリをいぢってたら、メニューの「メールボックス」に「再構築」なるものがあるじゃないですか!!( ̄Д ̄;) これに違いない! 調べもせず、思わずポチッとな! 予想通り(?)選択したメールフォルダを再構築してくれる機能のようで、空っぽだったメールフォルダにメッセージが表示されるようになりました! Mailのメールフォルダ内に復活したメッセージ数と、ファインダーでメールフォルダを開いて確認したファイル数が同じなので、これで問題無さそうです。 ただ、なぜか一部のメッセージが"未読"状態になってしまいます。 まぁそれは全選択して既読にすれば良いだけなので、それくらいは勘弁。(^^; 複数メールフォルダを選択して一括再構築できないのが非常に残念なポイント。 フォルダ内にあるフォルダも単独フォルダのみを選択していかないと再構築してくれません。 しかしまぁこれでなんとか復旧できそうです。 ただいまひとつひとつフォルダを選択して「再構築」中。 今回のポイントは・・・ ●TimeMachineはもはや必須(前から助けてもらってるけど)! ●Mailには「再構築」機能がある! であります。 仕事でやむなくWIndowsは使うけど、TimeMachineの無いWindowsをメインマシンとして使おうとは思えませぬ。 Mac万歳!(^o^/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です