IMAP=Internet Message Access Protocol
メールサーバ上のメールにアクセスして操作するプロトコル。
よく使われるPOP3はサーバからダウンロードして、ローカル上で操作するので、ダウンロードがすんだらサーバから削除とか、そういう使い方をします。
これだと、複数PCでメールを送受信する場合とか、結構面倒です。
PC毎に削除や未読既読を整理しなけりゃならない。
IMAPはサーバにアクセスして操作するので、削除すればサーバから削除されるし、未読既読も維持されるので、自宅PCで既読にしたものが、会社PCでIMAPアクセスすれば同様に既読になっています。
いろいろな環境でメールを確認するなら、スタンドアロンマシンをメインにするより、サーバをメインにして、IMAPで接続する方が便利だったりします。
おいらはMacでの送受信をメインに、Windowsをバックアップとして送受信しています。
両機種で、迷惑メールの削除とかしなきゃならないので結構面倒です。
まぁバックアップも兼ねてるし、誤って大事なメールを削除しちゃったときとかに有効なので、このスタイルは維持しますが、iPod touchでメールが使えるようになったので、これはIMAPを使いたいなぁと思いました。
iPod touchは容量が8GBだし、メールには迷惑メールフィルターも付いてないので、膨大なメールを受信してしまいます。
iPod touchで軽く確認して迷惑メールはそのまま(サーバから)削除しちゃえば、Mac,Winでの確認がたやすくなります。
iPod touchで重要なメールを削除したらまずいので、MacかWinのどちらかで先にダウンロードしてる前提ですが。。
あるいはWindowsでの送受信をIMAPにしちゃって、iPodではPOP3にしてもいいんだけど。。
とりあえず、Google様のGmailがこっそりIMAP対応されたので、GmailをIMAP受信してみた。
既にiPod touchへ登録済みのアカウントを一度削除して、IMAPでGmailを登録し直す。
まず、Gmailの「設定」で言語を英語に変更(日本語ではまだ表示されないため)。
「Forwarding and POP/IMAP」の一番下にIMAP設定があります。
デフォルトで”Enable IMAP”がオンになってたので、特にGmailで設定変更する必要はないかもしれないけど、一応確認と言うことで。
設定例として、iPhoneも載っているので、そのページを参考にアカウント設定します。
登録完了してメール受信するとサーバにつながり、Gmailの他フォルダも表示されます。
ローカルダウンロードではないので、”サーバを見に行ってる”イメージ。
削除したメールは「Deleted Messages」というラベルを自動で付けてくれます。
「Deleted Messages」ラベルのメールを表示して、すべて選択、削除すればゴミ箱行き。
仕事メールもすべてGmailのPOP設定で受信してるので、デフォルトでGmailを使って、MacもWinもバックアップと考える方が効率上がるかも。
複数環境でメールの送受信を行う場合、やっぱりIMAPは便利だなぁと思いました。
メール環境見直してみようかな。