なんか写真がテキトーなんだけど、まぁ細かいことは気にしない。
「質問」という名前の本です。
滅多に本を読まない上に、同じ本を2冊買うことも珍しいので紹介。
著者は田中未知という人で、寺山修司の秘書なんだって(今回もう一冊買って初めて知りました)。左側の開いてある、いい感じに黄ばんでる古い方は、1977年5月5日発行と書いてあります。何年か前に古本屋で500円で購入しました。今日で28歳。
絶版になってたらしいのですが、2000年に復刻したようです。出版社のサイトでも”在庫僅少”なので、もう発行してないのかも。。。本屋ではまず見つからないと思い、出版社のオンラインショップから注文したのが右の新しい方。
出版社はこちら→アスペクト
で、本の内容はというと、365個の質問が書かれているだけです。右から開いていくと日本語で、左から開いていくと英語で質問を読むことができる、ちょっと面白い作りになっています。
質問は抽象的で、人によって、読んだ時々によって、答えも変わるような内容です。正しい答えなんてなくて、ただ自分の答えを考える本。
あなたから名前を引くと何が残るでしょう
What is the result when you subtract your name from yourself?
完全な不完全とはどういうことでしょう
What is the perfect imperfection?
貯金で夢が買えますか
Can you buy a dream with the money in your deposit?
死ぬまでにあと何回土曜日があるでしょうか
How many Saturdays will we have before we die?
質問 田中未知著
というような質問が1年間分詰まってます。
最近仕事以外であまり考えるということをしてないような気がしたので、もう一度この本を読みながら、答えを考えていこうと思います。
ちょっとでも興味を持った方は、本が絶版になる前に買っておいた方が良いですよ〜。