別に、家族の誰かが会員であれば、困らないよね?
というのは負け惜しみ。
保険証やパスポートを身分証代わりに提示するのは案外恥ずかしいんです、この年になると。
5月に免許とって以来、初めてその恩恵を授かるときがやってきました。
昨日の表参道の帰りに、かのレンタル屋さんTSUTAYAに車で乗り付けましたさ。
颯爽と。
というわけにはいかず、車道から入った瞬間、駐車場が上り坂で、カーブと同時に発券機があるもんだから、見事に手が届きませんでした。降りしきる雨がなんだか冷たいっす。
後ろからも来てたので、焦ってシートベルトを外して手を伸ばす。
が、サイドブレーキをかけてなかったので、車がバックですよ。もうびっくりですよ。
相方のナイスブレーキに救われました。
ひとりだったらまずかった。
そんなこんなで、駐車場に止めてTSUTAYAに。
借りたのは、「親切なクムジャさん」ともうひとつサスペンスもの。
「親切なクムジャさん」はイ・ヨンエさんが出てるのです。”酸素のような女性”と形容される韓国の方。36度線に駐留する韓国と北朝鮮兵士の友情を描いたJSAという映画でスイス人将校役を演じた人です。
秘蔵コレクションから写真を掲載しようかと思ったけど、探すの面倒なのでパス。
自分でレンタルするなんて何年ぶりだろう。
ケースごと持ち歩いてたら、相方に怒られた。「ディスクを抜き取ってお持ちください」なんてどこにも書いてないじゃないかー。うー。かっこわるいぜ。
レジのお兄さん、初めてカードを作るので親切に説明してくれるのですが、なんだかニヤニヤしてるですよ。
「レンタルの仕方、わかります? わかりませんよねぇ?」とニヤニヤ言うわけ。”ヲイヲイ、今時(その歳で)、新会員ですか?”と、心のつぶやきが聞こえるわけですよ。
「おい、みんな来てみろ、33歳の新会員だぞ、珍種発見!」と、店員一同呼びたそうな感じなの。
いや、親切に説明してくれてるんだけどね、なんだか笑顔がむかつくわけ。おいらも対抗して”そんなの聞かなくてもわかるっちゅうに!”と上の空な態度を取ったりしたくもなるですよ。
免許を取るのが遅かったからって、こんな不当な差別には負けられない、と(大げさだけどさ)。
だけど、カード紛失の際は商品を弁償していただきます、と言われた瞬間、聞き耳を立ててしまった。クレジットカードだって、紛失した時とか、自分以外の買い物は払う必要ないよね?
そのルールはおかしいぞ!とか思って聞き耳を立ててしまったおいらが負け犬。
その後、ちゃんと警察で盗難届とか紛失届を取ってくれば無問題とおっしゃるじゃないですか。もうね、明らかに、上の空なおいらへのジャブだったわけです。
おいらはカウンターを見舞うどころか、「DVDは業務用なので1枚1万円するものもあります」とかいう話に、フムフムと。。。
終いには「ここで借りたものを渋谷TSUTAYAへ返してはだめです。借りたお店に返しましょう。」と、小学生かと疑われるようなことまでおっしゃる始末。
もうちょっと店舗連携サービスしろよ、とか思ったけどね、そんな大人なことは言わずに許してやった。たぶん、言われなかったら別店舗に返そうとしたにちまいないのさ、おいらは。
まぁそんなこんなで、地元の小さなレンタル屋とかじゃなく、全国展開TSUTAYA様の会員になりましたよ、おいらも。
やっと、24を、ジャックバウアーの勇姿を見ることができまふ。
車で10分ほどなので、運転の練習と思ってTSUTAYA通いに精進します。
今度はかっこよくレンタルしてみせる!!