正味2〜3日。疲れた。。
移行中は他の作業すると重くなるので、ただひたすらこまめに作業します。
Windows Vista Thunderbird 2.0.0.8
から
Mac OS 10.4.10 Mail.app
へのメールデータ移行手順。
1)Thunderbirdからの書き出し
検索して出てくる情報だと、メールボックスデータをそのままコピーするだけで大丈夫なようなことが書いてあったりもしますが、やっぱりWindows Mac間ではできませんでした。
Thunderbirdにはインポート機能はありますが、エクスポート機能がないので、アドオンを入れて対応します。
「KAOSMOS WEBSITE」からアドオンファイルをダウンロード。
Thunderbirdの「ツール」-「アドオン」でミニウインドウが立ち上がるので、ダウンロードしたファイルをドラッグしてインストール。
メールの入っているフォルダを右クリックすると「読み込み・書き出し」というメニューができます。
「フォルダを書き出す」でUNIX mbox形式で書き出してくれます。
サブフォルダごと書き出すと、Mac側の読み込みで失敗することがあったので、フォルダをひとつひとつ書き出します。
きちんとフォルダで整理してる人ほど面倒になる矛盾。(^^;
3000以上のメールを含む場合や、書き出したmboxファイルが1GBを超える場合に、Macでの読み込みに失敗するようです(経験談)。
該当するフォルダは小分けにしてから書き出しましょう。
2)GyazMailで読み込む
Thunderbirdからメールを書き出したらMacへコピーして、今度はMacでの取り込みです。
標準のMail.appでは、フォルダを読み込むとなぜかメールがかなり減ってしまう。
Thunderbirdでは墜ちやすい(3000以上メールor1GBデータだったのかも、記憶曖昧)。
そこで、Mac用シェアウェア(体験期間あり)GyazMailを試用します。
「ファイル」-「読み込み」-「Unix mbox」を選び、Thunderbirdからコピーしたメールデータの含まれるフォルダを指定します。
複数メールデータを一気に読み込めるので、取り込みは簡単。
各フォルダ、メール数はThunderbirdと同数存在していることを確認しました。
GyazMailを使うなら、これで完了。
Mail.appで使いたい場合はここからさらに手間が。。
3)GyazMailから書き出す
GyazMailでフォルダを選択した状態で、「ファイル」-「書き出し」-「Unix mbox」を選び、Thunderbirdでしたのと同じように1フォルダずつ書き出します。
再び全フォルダを書き出します。
うちではThunderbirdより高速に書き出されました。
4)Mail.appで読み込み
GyazMailから書き出したmboxファイルを読み込みます。
先にも書きましたが、Thunderbirdからのmboxファイルは正しく読み込めなかったため。
Mailの「ファイル」-「メールボックスの読み込み」で”その他”を選択。
GyazMailから書き出したmboxファイルを含むフォルダを選択します。
一気に複数ファイルの読み込みが可能ですが、先にも書いた通り、3000通以上や1GBを超えるファイルは失敗してMailが強制終了します。
Thunderbirdで小分けにして書き出した場合は、そのままいけるはず。
これで、Mail.appへメールデータを移行できます。
たった4ステップなわけですが、メールデータが多く、フォルダがあればあるほど大変です。でかいフォルダは分割しなきゃならないし。。
読み込みは複数ファイル一気にできるので良いのですが、書き出しは1フォルダずつ手動でせねばならないので、かなり面倒でした。
もうロボット気分でマウスを動かすのみ。(^^;
数日かかって作業したけど、本当に疲れた。。
なぜMail.appなのかは「Qururu.com : Mac メール考」。