ネット上の噂に違わぬひどさだった。。
アップグレードできたのが奇跡的と言わざるをえない。。(^^;
MacでWindowsを動かすための仮想化ソフト「Parallels」。
以前から英語版を使っていましたが、バージョン3になったときに、やけに重くなってしまったので使用を控えてました。
昨年MacBook(later 2008)を買い換えて性能アップしたので(以前のは最初に発売されたcore duo版MacBook黒)、もう一度使おうと思いました。
Parallelsのバージョンが4になって、無償アップグレードできなくなってしまったこともあり、せっかくなので日本語版パッケージを買ってきた。
もう数ヶ月前のこと。。
Parallelsアプリのアップグレードは(確か)スムーズにできたと思う。
バージョン4から仮想HDDの構成が変わったそうで、仮想ディスク自体もアップグレードする必要があると言われ、念のためバックアップを取った上でアップグレード!
しかし、途中で止まってしまうのですよ。。
サポートサイト見ても対処法がわからない。。
何度やってもダメなので、数ヶ月間放置してましたが、ちょっと時間ができたので(というか早く使えるようにした方が仕事上便利なので)、再びチャレンジしました。
インストール環境はMac OS X(10.5.6)です。
もともとの仮想ディスクはWindowsXP。
必ずしも同じひどい状況になるとは限らないと思いますが、下記情報はあくまでうちでの経過・対処法です。バックアップとってからチャレンジすれば復活できるはずですが、同じことを試す方は自己責任でお願いします。
成功させるコツ
●Windowsの「ライセンス認証されていません」アラートを無視(認証しない)。
●その他、アップデート中にWindowsに表示される「新しいデバイスを検出しました」等はすべて無視(放置かキャンセル)。
●もしかしたらBluetoothマウス等は接続しない方が良いかも。
●時間がある時に気長に取り組む。
●進まなくなったら強制終了。
です。(^^;
おいらが最終的に成功したのはちょっと不可解で、人様の参考にはならないかもしれないけど。。
(1)
Parallels4のアップグレードを完了してParallelsを起動し、仮想Windowsを起動しようとすると、旧バージョンなんたらで仮想ディスクのアップグレードを促されます。
バックアップしてからアップグレードするか聞かれるので、必ずバックアップをとります。
おいらは予めファインダ上で仮想ディスクのファイルを別箇所にコピーしておきました。Time Machineも使ってるので、予防として二重にバックアップ。
で、アップグレードを開始すると、画面表示からステップ4まであることがわかります。
(2)
ステップ1の途中で、下記の画面が表示されます。
「OK」をクリックして仮想Windowsを起動します。
(3)
WIndowsを起動すると、ライセンス認証されていない、とアラートが表示されます。
必ず「いいえ」をクリック!
ライセンス認証はアップグレードが無事完了してから行うべし!
「はい」してしまうと、途中で固まったと記憶。
(4)
Windowsが起動したら(2)の画面の指示に従います。
仮想WindowsがCD自動再生になっているかなんて覚えてなかったので、気長に15分くらい待ちました。
※失敗談
おいらは自動再生になっていたようなのですが、急いでCDドライブから起動してしまったため、それが原因かどうかはわかりませんが、アップグレードに挫折したこともありました。
気長に待ってみるべし。
Windows画面に「ライセンス認証」のアラートが表示された場合、放置もしくは「いいえ」。
「新しいハードウェア検出ウィザード」もたぶん表示されるけど、それも無視。
(おいらはこのあたりで何度も挫折。認証に手を出してはいけません)
気長に待っていると、「仮想マシン アップグレード ウィザード」ウインドウが表示されます(気長に待っても表示されない場合、マイコンピュータのCDドライブをダブルクリック)。
ウインドウ右下の「Upgrade」をポチっとな。
(5)
(4)の「仮想マシン アップグレード ウィザード」ウインドウのインジケーターが進行。
そのまま待っていると、Windows画面から下記のParallelsアップグレード画面に勝手に切り替わります。
ステップ2に進んでいます!
しかし、しばらくはインジケーターが進むのですが、だいたい上記画面キャプチャの通り「仮想マシンをアップグレードしています。お待ちください。。。」文字の”お”の下くらいでインジケーターが動かなくなります。
1時間くらい待ってもインジケーターが進まないので、Macの[command]+[option]+[esc]からParallelsを強制終了しちゃいます。
(Parallelsを普通に終了しようとしても、アップグレード中のため終了できないと言われますので)
(6)
Parallelsをもう一度起動して、仮想Windowsを起動(もしかしたら自動でWindowsも起動するかも)。
少し待っていると下記のようなWindows画面が表示されます(おいらは以前にデザインを変えているので見た目がXP標準じゃなく、壁紙もVistaと書いてありますがOSはXPです)。
「システム設定の変更」アラート。
もしかしたらまた「ライセンス認証」が出たかもしれませんが、出ても「いいえ」。
「仮想マシン アップグレード ウィザード」のインジケーターがバックで進行していますが、一番右まで進んでも、また左からインジケーターが進み出します。(^^;
しばらく観察してましたが、何度もループしているようなので、「システム設定の変更」の再起動「はい」をクリック。
しかし何も反応してないっぽい。。
Windowsの「スタート」からシャットダウンを試みると、Windowsでよく見る「ccApp.exeの強制終了」アラート表示。
「Autherize.exeアプリケーションエラー:アプリケーションを正しく初期化できませんでした」というアラートも表示されました。
そのまま気にせず待つこと5分。
ログオフ画面に切り替わりますが、ここでまた挫折しました。
※失敗談
このシャットダウンタイミングでWindowsの更新プログラムによるインストールが始まってしまい、勝手に更新されてしまった。。
更新プログラムのインストールが終わって再起動したらブルースクリーンに。orz
セーフモード起動になるんだけど、またブルースクリーンと・・・ループ状態。
今回もアップグレード失敗と思い、仮想ディスクのバックアップからやり直しました。
再度この(6)まで進んだ際、Windowsで再起動するのではなく、Macで[command]+[option]+[esc]でParallelsを強制終了。
(7)
Parallelsをもう一度起動する。
(確か)Windowsも勝手に起動する。
Windows画面が表示され、「新しいハードウェア検出」や「個人設定読み込み中」ウインドウが表示されるも放置して数分待っていると、Windows画面がParallelsアップグレード画面に切り替わり、やっとステップ3へ!!
ここへ進むまで何度失敗したことか・・・、ステップ3に進んだインジケーターを見て感動してしまった。。(^^;
しかし、そんな感動もつかの間。。。
またもやインジケーターが動かなくなりますた。
1時間待っても進行しないので、またMacからParallelsを強制終了。
(8)
Parallelsをもう一度起動する。
(確か)Windowsも勝手に起動する。
「ライセンス認証」を催促されるので「いいえ」を選択。
5分ほど待っていると、Windows画面になり、「新しいハードウェアの検出ウィザード」が表示される(放置かキャンセル)。
そのまままた待っていると(確か一瞬「ライセンス認証」が表示された)、Windows画面からParallels画面に切り替わり、ステップ4へ!!
インジケーターが最後まで進んでも何もならない。。
そのまま少し待っていると「この仮想マシンは使えるようになりました」との表示が!!!
Windowsが起動して、また「ライセンス認証」を催促されますが「いいえ」を選択して起動。
問題なく動くことを確認してから「ライセンス認証」を行いましょう!
これで問題なく動くようになるはずですが、おいらは失敗し。。(^^;
※失敗談
問題なく起動した(WIndowsが使える)ことに感動して満足し、数日間ライセンス認証せず放置してました(ライセンス認証は3日以内にする必要あり)。
数日後にWindowsを起動したら(3)の画面が表示され、「はい」を選んでもWIndowsに入れなくなってしまった。orz
再度バックアップからやり直したのですが、なぜか今度は状況が違ってました。
一応上記でライセンス認証「はい」を選んでたからなのか(気長に待てば普通に使えたのかもしれない)、ステップを進む間、ライセンス認証のアラートは表示されませんでした。
強制終了で進行させることに変わりはなかったけど。
たぶん7回くらい失敗して、やっとこさ使えるようになりました。
どれだけ時間を費やしたか。。
強制終了しないとアップグレードできないってどんだけだよ!(怒)
少なくとも「ライセンス認証」の処理についてはサポートページに書いてあるべき。
あぁ疲れた。。。
Parallels 仮想ディスク容量アップ
先の記事に引き続きParallelsネタ。 MacBook(Later 2008…