Intel inside Mac

これまでにも何度か噂があったのですが、今回は信憑性ありそうな・・・?
MacはIBM製のPowerPCチップを積んでいるのですが、Intelと交渉中とのこと。ここまではこれまでもあって、決裂したり、IBMとの交渉で優位に立つためでは・・・とか言われてました。
今回は米紙ウォールストリート・ジャーナルが報じているそうです。Appleの株価も上昇。
知らない人からすると、Intelチップを積むことがそんな重要なことなの?と思うでしょう。
これはAppleの方針、CEOスティーブ・ジョブスの「Appleはハードウェア屋さん」という方針が転換される可能性を意味しています。Intel製チップを搭載する・・・WIndowsのIntelマシンでMacOSが動く”かも”?
Appleは”ハードウェア屋”さんなので、OS単体で販売することでMac本体の売上げが下がるような本末転倒なことはしない。ソフトウェアライセンス販売で儲かるとしても、Appleはハードウェア屋さんとして、それを拒み続けてきました。
それゆえ、現在のMacのシェアが低い。MacOSが使えるのは、Windows機に比べて価格が高いAppleのマシンのみ。ハードウェアに固執した結果とも言えますが、だからこそMacブランドが築けたとも言えるんだけど。。
iPod,iTunesMusicStoreの好調でAppleの価値があがってるし、Mac自体の売上げもあがってるんだけど、それでもシェアは3%弱。MacOSがIntelチップ上で動くとなると、Windowsのシェアが変わる可能性もあります。
それを期待しちゃったりするわけなんだけど(笑)。
でもそれをやってしまうと、MacへOfficeソフトを提供しているマイクロソフトとも戦うことになります。
それは得策じゃないし、Intel製チップを搭載するとしても、AppleはプロテクトをかけてMac本体でしかMacOSを使えないようにすると思います。
けど、ハッカーはそれを破ろうとするし、破られたらWindowsPCにMacOSをのせて動かせるようになってしまいます。ハッカーとの闘いはイタチごっこ。。
一度突破されたら大変なことになります。
現状のG5チップがでかすぎて、Macノートパソコンに積むことができず、Intel製省電力モバイル用Pentiumが欲しいのは確かなんだけど、Intelチップを採用するのは諸刃の剣。
価格面でもDellに対抗できると言われていますが・・・果たして実現するか?
日経CNET japanasahi.comITmedia
Intelにとって3%しかないMacパソコンは重要かと言うと、さほど重要ではないと思います。ハード的売上げではなく「Appleの支持を受けた」というブランドイメージの方が数倍重要。
マイクロソフトは逆にXbox360でIBM製PowerPCを採用しているのが面白いっす。

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