駅の階段を考える

今週は忙しかった。。
久々の書き込みだ。小ネタにしよう。
3月から在宅勤務をやめて、事務所に出勤するようになったんだけど、各地に打ち合わせででかけたりすることも多く、行ったことない駅とかにも行きました。
まぁほとんどがJRか地下鉄なわけだけど、駅をまわるうちに、発見してしまいました。
というより、今まで考えたことなかった。
駅によって、階段の通行方向がバラバラなんです。
左側が登りの場合もあれば、右側が登りの場合もある。
路線会社によるのではなく、駅毎にバラバラ。
なぜ?


いろんな駅を利用しながら考えてみた。
勘の鋭い人はすぐわかると思うんだけど、
「駆け込み乗車を防ぐ」設計になっています(たぶん)。
ホームで、電車乗り側が片側の場合、乗り場に近い側は電車を降りて出て行く人が歩く通路で、壁側(乗り場とは逆側)が、電車に乗る人が歩く通路になってます。
例えば、地下鉄の駅で、階段を下りて左側に電車が止まる場合、階段の左側は上り通路で、右側が下り通路。
ホームの両側が電車乗り場の場合、利用客の多さで、どちらの駆け込み乗車を防ぐか決めてるように思いました。
大きな駅では、エスカレーターを階段の両端に設置して、さらに駆け込みを防いだりしてます。
階段から電車のドアまでの距離を作ることで駆け込み乗車を防ぎ、さらに人を「壁」にして、駆け込み乗車を防いでる。
すばらしい設計だと感心してしまいました。
みんな知ってる当たり前のことなのかな?(^^;
階段を上り(下り)、階段からホームに出るところに鉄の柵がつけられてるのも、階段から出てすぐ横の電車に乗れないように防御してる。
もうひとつ、考えれば当たり前だけど、階段は必ずホームに出る通路幅の方が狭い。
電車から降りる客は電車が止まる度に一気に人が来るけど、電車に乗ろうとする人はみんなで約束して集合するわけじゃない。乗り換えのターミナル駅ではそうもいかないけど。
普段何気なく使っているものも、広義に”デザイン”されてるんだなぁと。
ウェブサイトの”使いやすさ”を追求する仕事ということもあり、わりとそういう視点で物事を見ることが多いんだけど、ここ数ヶ月で一番の発見は「駅の階段」でした。(^o^
ケータイの通話・切断ボタンは、なんで向かって左側が通話で、右側が切断なんだろう。使ってて違和感はないけど(慣れだろうけど)。
エレベーターの開く・閉まるボタンも、たいていが左側に開くボタンが設置されてます。
信号も左側が緑で右側が赤(右側通行の国では逆?)。
心理・身体的な理由があるんだろうけど。。
世の中、謎がいっぱい(笑)。

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